概要
超高速ファイル交換・伝送ツール「Bytix Archaea」が、国際会議SuperComputingAsia 2024のData Mover Challengeで3年連続受賞しました。通信環境が不安定なStarlink環境でも高いパフォーマンスを発揮し、「Best performing in impaired networks」を獲得しました。
詳細
「Bytix Archaea」は、スーパーコンピュータや高性能計算機、データサイエンス、高度学術ネットワーク、大規模データ処理などにおいて、高いパフォーマンスでファイルを伝送するために開発されました。このソフトウェアは、特に遅延やパケットロスの多い衛星ネットワーク環境でも、独自プロトコルHpFPにより優れた通信性能を発揮します。
🛠使用ソフトウェア: Bytix Archaea ver. 1.5.2
回線帯域: 100Gbps (既存の研究機関間の接続回線を活用)
転送ファイルサイズ: 2TB (1ギガバイトの約2000倍の容量)
RAM間(Memory to Memory)データ通信性能
- 拠点: サウジアラビア ~ フィンランド
- 平均スループット: 89.1Gbps (TCP多重度:12)
DISK間(DISK to DISK)データ通信性能
- 拠点: サウジアラビア ~ フィンランド
- 平均スループット: 15.1Gbps (TCP多重度:12)
Starlink(衛星インターネットアクセスサービス)環境
- 回線帯域: 上り5~25Mbps / 下り40~220Mbps (性能測定ツールhperfによる計測)
アップロード
- 通信方式: TCP
- 通信方式: HpFP
ダウンロード
- 通信方式: TCP
- 通信方式: HpFP
このソフトウェアは、画像や映像、科学技術データなど、多くの場面で利用可能です。また、幅広いネットワーク環境に対応できることが確認されており、今後の幅広い分野での活用が期待されます。
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