概要
情報通信研究機構(代表)、京都大学(副代表)及びその他15の研究機関は課題名「HPCと高速通信技術の融合による大規模データの拠点間転送技術開発と実データを用いたシステム実証試験(Combination of HPC and high-speed data transfer technologies for big-data processing systems)」について、2024年度JHPCN(学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点)に採択されました。
研究の目的・意義
本提案では、近年のビッグデータサイエンスを加速するため、北海道大、東北大、東京大、名古屋大、京都大、大阪大、九州大および NICT、千葉大、筑波大、信州大の合計 11 拠点からなる全国規模の広域分散クラウ ドシステム(以下、JHPCN 広域分散クラウド 2024)を構築します(図1)。2024年度は、広域分散性と異種計算機リソース融合のための基礎性能検証を進め、さらにクラウド機能を社会実証 を目指すシステム利用するための基盤環境構築を行います。さらに広域分散クラウドの特性を活かしたデ ータ駆動型研究を実施します。2024年度はとくに、社会実装を目指す技術開発を重点的に行います。
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参考文献
- 村田健史, 水原隆道, 青木俊樹, 村上雄樹, 菊田和孝, “ワイヤレス通信向け映像伝送プロトコル,” 信学技報, vol. 123, no. 306, IE2023-24, pp. 13-15, 2023 年 12 月.
- 村上雄樹, 菊田和孝, 村田健史, 水原隆道, 青木俊樹, 加賀谷仁秀, 揚野峰人, “映像 IoT システム紹介,” 信学技報, vol. 123, no. 306, IE2023-29, pp. 30-33, 2023 年 12 月.
- 菊田和孝, 村田健史, 村上雄樹, 水原隆道, 青木俊樹, “ONVIF 対応 PTZ(パン・チルト・ズーム)IP ネットワーク カメラの自動制御技術,” 信学技報, vol. 123, no. 271, SC2023-21, pp. 37-39, 2023 年 11 月.
- 北本朝展, 村田健史, "歴史的行政区域データセットβ版をはじめとする地名情報基盤の構築と歴史ビッグデータへの 活用," 情報処理学会研究報告, vol. 2020-CH-124, no. 1, オンライン, 日本, Sep. 5-5, pp. 1-8, 2020.
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